森ノ宮医療大学様では、2017年度より学生支援の一環として『大学推奨パソコンの販売』をスタートしました。販売サイトの立ち上げと管理、販売、その後の修理保証の窓口業務まで弊社が担当させていただいております。学生支援事業に取り組む大学事務局のご担当者様はもとより、パソコンをご購入いただいた学生の皆様や先生方からも高評価を得て、次年度販売につきましても、継続した事業となっています。
学校法人森ノ宮医療学園を母体とする森ノ宮医療大学様は、「臨床に優れ、かつ豊かな人間性に裏打ちされた医療人を育成する」という建学の精神のもと、2007 年度に設立されました。
2018年度オープンキャンパスランキングでは、関西第3位にランキングされるほど、おしゃれなキャンパスが広がっています。「医療現場の人間が、自分たちの欲しい人材を育成するために設立した大学ですので、実際の医療現場を意識した教育を行うことを、本学の大きな目的としています。
“チーム医療”という言葉が示すように、現代の医療現場は専門性が非常に高くなってきています。学生のみなさんには、その現場に近い形で学生生活を送ってもらえるよう、医療系総合大学を目指して学科を増やしながら、教育環境を充実させているところです。
さらに、現在6つの学科が存在するのも、本学の学生が他学科で学ぶ学生や、さらには他大学で同じような科目を学ぶ学生と連携することを強化できるからでもあります。この点が、将来の就職先において広範な人間関係を構築し、円滑な業務遂行ができる人材排出に寄与するとともに、当校の強みであると思っています」と、清水氏は話されます。その教育環境の充実の一環としてスタートしたのが、『大学推奨パソコンの販売』です。
レポートや論文を書くのにパソコンは必需品ともいえる現在、森ノ宮医療大学様では図書館にパソコンスペースを作り、自由に使えるパソコンを60〜70 台ほど設置しています。ご自宅にパソコンをお持ちでない学生もよく利用しています。
この部屋の補完、さらにはご自宅にパソコンをお持ちでない学生のために、貸し出し用パソコンも導入しました。
さらに「その状況を改善するために独自調査したところ、大学がパソコンを学生に貸し出すのではなく、販売しているケースもあることを知りました。そして、パソコン販売について何のノウハウもない中、情報システム部門のスタッフに調査をしてもらったところ、実績も多く、Web 販売での実績もある三谷商事さんの存在を知ったのです」という瀬川氏の言葉を受けて、柘植氏は次のように振り返ります。
「この事業に取り組むことになったとき、数社からお話をうかがったのですが、三谷商事さんに決めさせていただいたのは、第一に実績があること。そして、その実績を踏まえて、学生さんの要望やトラブルも把握しておられたので、心強い味方になっていただけるだろうと判断しました」。
森ノ宮医療大学様と弊社との出会いは2016 年の秋。「MORIパソ」と命名された大学推奨パソコンの販売がスタートしたのは、2017年4月のことです。
学校法人 森ノ宮医療学園
理事長 清水 尚道 氏
保護者の皆様にご負担をお掛けすることにはなるのですが、学生の皆さんに自分のパソコンを持っていただきたいと考えています。それは、自分のツールとして大切に使う意識を持って、学生時代にパソコンをしっかり使いこなしてもらいたいと思っているからです。そのためには、できるだけ購入しやすい状況が必要であり、価格も重視した大学推奨パソコンを設定しました。これにより、多くの方が自分のパソコンを持つことができればと考えています。
弊社では、大学をはじめとする教育系の情報ビジネスに、約30 年の実績があります。一方、メーカー各社では、タイピングソフトが入っていたり、4年間保証をつけていたりする「学生専用モデル」を製造しています。
弊社では、数十年前から「学生専用モデル」の販売に取り組んでおりますので、森ノ宮医療大学様には、そういった機種のご案内から始めさせていただきました。
「マンモス校であれば数が出るので安く提供できるでしょうが、本校の規模ではメーカーさんに相手にされないだろうと思っていたんです。ところが、三谷商事さんはメーカーさんを連れてきてくださり、機種の説明から、スペックの選定、チラシやポスターの作成までしていただき、価格についてもこちらの納得いく価格にしていただくことができました」(柘植氏)。
「パナソニックのLet’s note をご提案いただいたのですが、最初は、価格的な面で学生のみなさんに受け入れられるのかという不安がありました。しかし、納得するまでメーカーさんの話を聞けましたし、強度やバッテリー駆動時間、保証など『学生向け』という資料も三谷商事さんがそろえてくださったので、上層部への説明もスムーズにできました。学習環境の整備を手助けするという意味でも、パソコン販売の仕組みを学校側が作るのはいいのではないかということで、理事長の決裁もいただけました」(瀬川氏)。
パソコンを販売するためには、その広報宣伝をする必要があります。
「販売サイトを立ち上げることにしたのですが、こちらでゼロからスタートするとなると大変ですよね。個人情報を扱うので、セキュリティのしっかりした信用できる企業にお願いしたかったのですが、三谷商事さんにベースをご提案いただき、打ち合わせしながら進めていけたので助かりました」(柘植氏)。
また、パソコンは販売して終わりではなく、その後の4年間の保証についても管理が必要です。本件では、販売時の箱に「修理依頼書」を同梱し、弊社が窓口となって修理対応を行っておりますので、ユーザー様がメーカーとの煩雑なやり取りをする必要はありません。このような、学生のみなさまを対象とした『パソコン販売』の仕組みについて、森ノ宮医療大学様ではご満足いただいているようで、最後に瀬川氏から、このようなお言葉をいただきました。
「医療現場ではパソコンを使うのが普通になっていますし、『パソコン販売』は、今後も継続していくべき学生支援のひとつと考えています」。
このお言葉を受け、弊社としてもWeb での修理受付サービス等充実させ、さらにお客様に満足していただけるよう尽力していきたいと思います。
大阪府大阪市住之江区南港北1-26-16
TEL: 06-6616-6911
http://www.morinomiya-u.ac.jp
設立2007 年
事務局総務室 室長
瀬川 敏未 氏
学生のみなさんの声を受けて、今年はもう少し安価な機種をラインナップに追加することにも迅速に対応いただけました。
事務局総務室
情報システム部門 主任
柘植浩 氏
学内で『MORI パソ』を持った学生さんを見るとうれしくなるんです(笑)。
事務局総務室
情報システム担当
角容子 氏
販売サイトの修正も、こちらの要望に臨機応変に対応してくださって助かりました。
情報システム事業本部
文教営業部 関西文教課
岸本 英明
実は本件が初めてのお取引でしたが、大学様にも「1 人でも多くの学生に利用してもらいたい」という同じ思いで取り組んでいただけたことでよいサービスができあがったと思います。その中で私どものノウハウがお役に立てて光栄です。
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